登山でまた死にかけた!低体温症になりかけた話・登山の危険性・山登りの注意点など
Mr.Sです。
登山でまた、死にかけました。
とはいえ、こないだのバイク事故に比べれば全然なのですが・・・。
どんなことがあったのか、書いていきます。
低体温症になりかけた話と対処法
初心者で富士山、しかもいきなり山頂まで行ってしまいました。
しかも結構なハイペースで・・・!
7合目くらいまでは良かったものの、そこからの雨が地獄でしたね。
自分のいる場所(標高)が完全に雲の上なので、風が上がってきて、雨が下から上に襲い掛かってくるという事態が起こります。
こんな経験、登山以外アリエナイよ!笑
で、ピクニック気分だったS君は服装が完全になめ切ってて、すべての水が体に浸水してくるという笑えない事態になりました。
S君の初登山時の装備はこちら(↓)
はじめ霧のようだった雨は、もはや暴雨になってました。
とにかく9合目あたりから山頂までがとても長くて、「あと少し」という言葉を何十回も唱えてましたね・・・。
それでもなんとか山頂になんとかついたとき、その安堵感もあり、極限の寒さから一気に震えはじめる。
山頂は人で溢れかえってたのですが、ひとりぶるぶる震えておりました・・・苦笑
替えの服もロクにもっておらず、リュックも浸水しておりびしょびしょ。
富士山の山頂の小屋に売っているクッソ高い豚汁やおしるこ、コーンポタージュを買いあさり、仲間にサポートしてもらい、1時間ほどでようやく回復。
低体温症の初期症状は「震え」なので、とにかく暖かいものを飲んで、食べられるものは食べ、首元や口元をタオルなどで覆い、寒風摩擦のような形で体温をあげていきましょう!
僕の場合は、なんとかお店や救護センターなどの援助を受けずに済みましたが、結構山頂でレスキューを呼ばれるパターンがあるようですね・・・。
寒さはまだかなりありましたが、立ち止まってると寒いので下山し始めることにしました。
足の痛みや寒さで、メンタル的にはかなりきてましたね。
ただ、どんな時でも、やはり最後は"気持ち"なんだということが思い知らされます。
下山時は別の筋肉を使う
下山時は、また違う筋肉を使うので、キツイです!
ただし、登りの2倍くらいの速さで降りていくことができるので、それが救いですね。
下山中は、日が出初めて暖かくなってたので、本当に助かりました。
歩いてるうちに、体温はちゃんと戻ってきてくれしたし、足の痛み以外は、景色を楽しみながら快適に降りれました。
あ、あと、下り道が続く中でたまに緩やかな上り坂があると、嬉しくなります。
だいぶ楽に感じるんですよね〜。
上り坂を嬉しいと思ったことなんて、人生で初めてです!笑
こんな感じで、なんとか車のある、5合目まで戻って来ることができました。
低体温症は震えだしてから急速に体力が奪われて、死に直結することもあるので、本当に気をつけましょう・・・!!
山頂までの登山にかかった時間
5合目から頂上が約5時間、頂上から5合目までが2時間。
往復合計で7時間くらいひたすら歩いていく感じです!
もちろん休憩もこまめにとってますが、登山、まじ過酷すぎだろ!!笑
簡単には人におすすめできませんね。
山登りの注意点・反省点
- 雨が降る前提で、浸水しないアウターやズボンを履くこと
- 替えは一式かならずもっていくこと
- タオルなどは必ず、リュックが浸水してもいいようにジッパーやビニール袋にいれておくこと
まとめ
こんな感じですね・・・!
登山は本当にナメちゃダメだ・・・。
「ナメちゃダメだ・・・」
「ナメちゃダメだ・・・」
by 碇シンジ
落石とか噴火とかだって、いつ行っても、全くの0じゃないです。
それを言い出したら登山なんて全然できなくなるけど。
人生なにがあるか分からないというのは日々の生活の中でも同じなので、毎日を丁寧に生きよう!!
登山にかかったお金は以下をご覧くださいませ!