【ネタバレ注意】映画「ボヘミアン・ラプソティー」を見た感想・評価・大まかなあらすじ【ロックバンドQUEEN】
ボヘミアン・ラプソティーを見た感想・評価・ネタバレ考察を書いていきます。
一応ネタバレ注意にしておきます。
夜ご飯を食べている時に、「映画でも見たいねー」という話になり、急遽スマホで調べることに。
候補としては「億男」「カメラを止めるな」どちらかという感じだったのですが、(まだ見てないの?というツッコミはなしでw)評価がやたら高かったのが、この、ボヘミアン・ラプソティーでした。
CMで何度か見ていて気にはなってたのですが、超有名ロックバンドのQUEENを題材にした映画です。
これはぜひ見ておきたいということで、時間を調べると運よくすぐ後が空いてました。
そのまま映画館へGO。
ボヘミアン・ラプソティーの大まかな流れ(ネタバレ注意!)
QUEENが結成する前の物語。
のちのQUEENボーカル「フレディ・マーキュリー」は、パキスタン人の風貌と少し前に突出した歯により、人にバカにされるようなシチュエーションが何度かあります。
フレディが小さなライブ会場でのちのQUEENのドラムとギターに出会った時も、ボーカルが辞め、フレディが新しいボーカルに名乗り出るも、その見た目から一蹴されてしまいます。
しかし、その場で歌った歌声に魅了され、その後メンバー入りすることに。
ベースも加わり正式に4人での活動となります。
その時に出会った服屋で働く彼女による衣装やメイクのサポートもあり、最初のステージはぎこちないながらも何とかやり過ごす。
1年が経ち、フレディの突出した歌声と曲のセンスから、音楽業界からも注目され始めます。
そこからはアルバム制作・彼女との結婚・全国ツアーとかなりトントン拍子に進んでいきますが、その中で、フレディが「ゲイ」であることが判明します。
それをキッカケに婚約者とは疎遠になり、交友関係もそちらの方向へどんどん進みます。側近にいつも怪しい関係の男を置いており、メンバーからも不信感が漂い始める。
全国的に有名になっていく中で、アルバム発表時の会見で記者からはゲイ疑惑を指摘されたりと、精神的に参っていき、ついにバンド活動も一度白紙状態へ。
ソロでのアルバム制作に専念する日々でしたが、一番側近に置いていたゲイのマネージャーは連日、遊び相手の男を家に招くなどの生活で、フレディは嫌気がさします。
嫌な予感がして駆けつけた彼女の言葉もあり、マネージャーと衝突、暴露をほのめかされて完全に関係が終わります。
マネージャーにその後TVでフレディの交友関係などを暴露されますが、フレディはその中で「QUEENとして再度バンドをやりたい」という気持ちが芽生えます。
一度は亀裂が入りましたが、「LIVE AID」という全世界が注目するチャリティーライブに向けて再度、QUEENは一致団結します。
フレディはその中で、AIDSを発症していることを知ります。AIDSといえば、当時1980年代でいうと「死の病」でした。
メンバーにのみそれを知らせ、バンドはより強い絆となるのでした。
最後のライブは圧巻で、その後はフレディが45才で生涯を終えるテロップが入り、映画は終わります。
ボヘミアン・ラプソティーの個人的な感想・評価
フレディはものすごい葛藤を抱えながら生きていたことが伺えます。当時は同性愛に対する世間の風当たりも本当にキツかったと思いますし、フレディは生涯それを明かさなかったようです。それは家族や周りに対する配慮も強かったのでしょう。(いきなりのフレディと男性マネージャーのキスは、時間が止まるような衝撃でした。笑)
80年代の音楽業界のあり方、同性愛やAIDSという病気についても考えさせられます。
とにかく最後のLIVE AIDに至るために、それまでの全ての物語が用意されているように感じました。伏線を回収していくように。
QUEENというバンドを知ることはもちろんですが、1人の伝説のボーカリストの人生に触れることができる、素晴らしい映画でした。
これ以上多くは語りませんので、ぜひ映画館で見ておくことをおすすめします。
ちなみに、今でもその伝説のLIVE映像はYOUTUBEで見ることができます。