【書評】上岡 正明さんの「株はたった1つの鉄板銘柄で1億稼ぐ! 」感想レビュー・概要まとめ
今回は、「株はたった1つの「鉄板銘柄」で1億稼ぐ! 」という本を読んだ書評・感想レビューを書いていきます。
自分がこの本でよかったと思えたポイントの振り返りでもあります。
この本を買ってみた理由
・冊子に目を惹かれたから
・株と正しく楽に向き合って勝つ方法を知りたかったから
実際に、著者の上岡 正明さんは株で3億円以上の資産を得ているようです。
株はタイミング5割、技術3割、銘柄選び2割
これが一番グッときた部分かもしれません。
どんなプロでもタイミングを間違えば勝てないということです。
私自身も、仮想通貨投資を通して強く実感したことでもあります。
買ったら相場のおかげ、負けたら自分のせい
心構えの部分としてはこれは大きいですね。
やはり誰かのせいにしているうちは勝てないというのは間違い無いと思います。
提灯に集まる魚は一網打尽にやられてしまう
著者がこの本で訴えていることは、「四季報や日経新聞などの情報はほとんど必要ない」ということです。
もちろん勝っている人のブログやSNSも同じで、参考にしてもいいがそれを元にトレードするというのは、仕手側の思うツボであると。
そのため、チャートを読む技術を得ていくほうが勝つ近道であると説いておられます。
四季報で見るべき部分は3つだけ!
それが、配当・自己資本比率・業績コメントとのことです。
実際に配当が高いものは値を下げても戻しやすく、自己資本比率が高い銘柄は倒産リスクが少ない。そして直近の業績コメントが上向きのものを買う。
大まかにこのような感じでしょうか。
5種類のチャートパターン
この本でメインとなるであろう、チャートの解説部分です。
大まかに5つ挙げられています。
著者は2億円の利益のうち7割を1銘柄で得たとのことですが、それが3段下げの後の爆上げ。これに乗れたことだと書いています。(下記銘柄)
そのためには初手で全力買いをしないことを挙げています。
特に大事なのは「うねり買い」だそうで、この部分はこの本の核の部分になるかと思いますので、ぜひ購入してお読みください。
数年単位で続けていくことが肝
毎日運転をしていれば、初めは怖くても数年後にはバック駐車が簡単にできるようになっている・・・。
この例からも言えるように、恐怖を感じるほどの資金を最初からいれずに、長く楽しんで続けていくことが大事だということも仰っております。
これは本当にその通りですよね。
株のゴールは売買に慣れきって、相場と一体となることだそうです。
株は9時〜の5分間が勝負
メール確認と同じように、特定銘柄のチャートの日々の変化を5分で確認する。
そして朝の最も活況なタイミングで売買を済ませてしまうようです。
1つの銘柄を徹底的に見て、変動感覚を掴む
これが本のタイトルにもありますが、著者は数億の稼ぎの7割を1銘柄によって得たようです。
自分にあった銘柄を見つけてその1銘柄の動きに慣れきることで、自由自在に利益を得られるようになるということを仰ってます。
まとめ
私がこの本で得られたこと・再確認したことは以下の通りです。
・タイミングが最重要で、地合いが悪い時に入らないこと
・トレードは運転と同じ、至ってシンプルであること
・底値で一気に買わずに、底値圏で分割して勝っていくこと
メンタルだけでなくスキル面で新たな気づきがあったので、株初心者にはオススメの良書ですね。
気になる方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。